滝の爽やかさ、清々しさ    藤滝の不動滝で  180323(金)

バブルが始まった間もない頃(87年)大変ショックなCMに遭遇しました。コカ・コーラの「I Feel Coke」バージョンです。家庭用のビデオカメラがちらほら出てきましたがカメラはまだフィルムが全盛でした。入会していた写真クラブでもその映像が話題になっていました。
もちろんそれ以前から莫大な費用をかけたコカ・コーラのCMは常に話題となり、キャッチコピー「さわやか」は継続されてきたのです。

今までと違う点は、まずデジタル音源の使用です。現在では当たり前ですがサンプリングされたドラムの音は衝撃的なリアルさを放っていました。映像ではレンズ、カメラ、撮影技術が飛躍的に進化しています。比較的アップで撮ることが多く背景は思いっきりぼかしています、それは大変美しいボケでした。写真クラブではどんなレンズが使われているのか話題になっていました。
特筆すべきは今までになかったスローモーション撮影の多様です。それもシーンにより再生速度が異なったりスピードが変化する部分もありました。唯一気になったのが、笑顔の中に映る歯があまりにもきれいすぎるように見えました。まだホワイトニングという言葉が一般的でなかった時代です、おそらく「コーラを飲むと歯が溶ける」という都市伝説を意識して「コーラを飲む人は皆きれいな歯なのだ・・・」と言い返しているようにも思えました。

さて滝見の現場では爽やかさや清々しさを感じることがよくあります。しかしこの感覚はマイナスイオンに接した肌が感じるものなので映像と音だけではなかなか伝わりません。特に宗教色の強いどこぞやの不動滝写真を見て爽やかさを感じる人はほとんどいないと想像します。しかしコーラCMでは映像と音だけで見事に伝えているように思えました。

当時ではとても素人がまねできるような技術ではありませんが、段々進化してとてつもなく難しかった技術が簡単にできるようになっている部分があります。もしかしたらと思い、不動滝の動画を音楽と再生方法で少しでも清々しさや爽やかさが出ないものかと試験的に作ったのがこの動画です。
藤滝の不動滝動画      全く関係ありませんが武甲山からの芝桜もアップしてみました