滝の撮影

感性を磨くこと

ここでは入門者を対象としています。高いレベルの人は全く読む必要はありません。

もし
キャノン(ORニコン)のカメラで NDフィルターを使用し 三脚を立てて スローシャッターで 観瀑台から撮ったとし

たら・・・

結果はどこかで見たことのある写真が撮れているでしょう。



入門者の第一歩は徹底的に感性を磨くことからだそうです。

まずは

○ どの位置から   ○ どの高さから   ○ どんな角度で

 そして画角を決めます 
  


可能な限り様々な方向から狙うため「三脚を使わないこと」からはじまるそうです。



三脚は視点を限定してしまいます。常に三脚の高さからしか撮れない感性が出来上がってしまうわけですね。

以前日光小田代原を通り過ぎたときたくさんのカメラマンが定番位置を確保しようとしていました。

でも冷静に考えれば定番位置からのはすでにすばらしい写真がたくさん存在しているで今更必要あるのかな?なんて思っちゃいます。


氷瀑でスローシャッターを使うと氷柱の白と同化してしまうため三脚使用はデメリットになる場合が多いです。

もちろん流水時期との比較写真なら同位置から使うかもしれませんが、氷瀑は近づけるのが大きな長所なので幅広い範囲から狙うのがよいでしょう。




滝撮影のシャッター速度って書籍だと低速か高速を紹介しているようですが、実際は中速も多いです。要するに全域なのですね。滝にあわせたシャッター速度を学ぶのも入門者の大事な勉強でしょう。


最初はNDフィルターを使わないで滝に適したシャッター速度を考える



最初からフィルターを使ってしまうと癖になり以降の撮影では常にスローシャッターになりがちです。

滝は一つ一つ違い、同じ流れはありません。だからシャッター速度を含めた撮り方はみな違ってて良いはずです。滝

の表情を的確に捕らえることが大事なのですね


とにかく感性から、やり方は後からでよい・・・という考え方なのですね。


三脚とNDフィルターを用いスローシャッターで、観光地の定番位置で撮る。これだけの条件で既存の光景が目に浮かんできそうです