レポ
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諸国滝めぐりより 木曽奥阿弥陀の滝 断崖の合間から流れる直瀑です。上部には円で描かれた上流の沢が見られ、ゆっくりと九十九折れに流れる様子を表現しています。そして噴出し口からは一気に繊維状で落ちます。 中央にはござを敷いた見物人がいますが、そのあたりから下の流れが青くなっています。これってすごい技法ですね。写真で言えばこの部分だけわざわざホワイトバランスを変えて日陰を表現しているわけです。氷瀑の暗い部分が青くなるのと同じ原理ですね。 細かく言えば円の下半分や見物人上の木の右側にも青が表現されて、噴出し口だけが突出して日に当たっているのがわかります。 流れは低速シャッターで撮っているのと似ています。 いわゆる絹糸(白糸)撮影とされるものでいく筋もが繊維のように表現され長閑な雰囲気が伝わってきます。 滝つぼは描かれていない作品です。 |
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木曽海道小野ノ瀑布 ところがこちらの画像を見ると滝つぼ周辺の飛沫はトップページと同様、高速撮影になっています。 主爆は低速シャッターです。下に行くほどやや細くなっているのでちょっと高い位置から見ているのがわかります。 もちろん単なる低速シャッターではありません。 よく必要以上にシャッター速度を低くしたため流れが真っ白になっている写真を見ますが、ここでは流れがわかる適切なスピードです。 つまり場所によってシャッター速度を変えて表現しているわけです。この辺が浮世絵技法独特のすばらしさなんですね。 |
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日光霧降の滝 岩によっていくつも分岐していますがそこにボリューム感があります。 滝つぼの泡はいままでのとちょっと違いブクブクしたバブル状態で明らかにシャッター速度が違います。 浮世絵師北斎の感性には脱帽せざるを得ません。水の流れのすばらしさを完全に把握し、部分的にシャッター速度やホワイトバランスを変えて描いているわけです。 写真ではシャッター速度やWBは全てに適用されてしまうのでこういう部分的な表現はできないですよね。 浮世絵ははるか昔のものですが、様々な知恵を与えてくれて、決して古臭いどころではなかったです。 |