自然と環境フォーラム   110723(土)

8月になると2年に1度の「自然と環境フォーラム」が開催されます。


どうも「自然」という言葉が独り歩きしている気がします。

「自然がいい」とよく耳にします。
単純に言えば「自然」は人の手が加わっていないもの、「いい」は人間にとって都合が良いものです。

私が子供の頃「自然」は単体ではなく「○○の自然」「自然の○○」という言い方が多かったです。「山の自然はいい」と大人たちは言っていました。

じゃあ里の自然はどうなのでしょうか?これは人間にとって都合の悪いものだったはずです。
何世代か前には荒地や原野がありそのままではとても人が住めるような状況ではないので大変な労力の開拓によって村や町が生まれてきたわけです。



逆に人が住んでいた所が住まなくなる事があります。結果廃墟になります。人が手を入れないとどんどん荒れてきます。里では管理しないと人に都合が悪い環境になるわけです。

木々や、草、竹林・・・等は管理されなければどんどん伸び、増え、荒れた状態になります。そのため里では自然と人間の融合がテーマで町造りが行われてきたはずです。



まとめてみましょう

山は気象が厳しいため動植物にとって淘汰が激しくなります。だから人の手を加えなくても美しいわけです。

里では気象が動植物に適合している場合が多く、どんどん増える傾向にあります。一部のものが増え過ぎる(松食い虫、山ビル)のは人にとって都合が悪くなるので淘汰しなければなりません。

このような事は私くらいの年齢以上の人は小学校でも教わってきた内容でした。

さて最初に戻ってみます。多用される「自然がいい」ってどういう自然を指すのでしょうか?



・・・と前回のフォーラムではこんな議論をしました。安易に「自然」という言葉が使いにくくなってきました。今回はどんな内容になるのでしょうか、楽しみです。