レ ポ


白根のレストハウスでトイレ休憩、おそらく氷点下に近い気温、寒い!。水道は凍結防止の出しっぱなし状態である。渋峠に向かうが濃霧になり展望は絶望的となる。予定変更し澗満滝の測定に向かう。



ほたる温泉にて、急激に晴れてきた「展望したい!」渋峠に戻っても晴れているかは疑問なので登山は岩菅山に決める。登山口には車無し、準備を終え一人トボトボ進む。



樹林の中を規則正しく設置された木階段を登る。程なくT字路に到着左に折れる。しばらく平坦な道が続く。



登山道の脇にある流れはきれいであるが人工物が多い。底清水にはペットボトルがあった。登山靴では踏み入れられる状況ではない。それを無理して汲もうとしボトルを落としたのではないだろうか。



側溝もある。やがてぐるっと左カーブし4m程の滝が眼下に見えてくる。「のどかだなー」



いっときだが沢と登山道は並行する。



アライタ沢出合に到着。再び急登の木階段になる。



ハーハーしばらく登ってゆくと上の方のみ樹林が開け光が足元周辺に降り注ぎ葉の水滴が輝く。



「きれいだなー」



ヤマハハコ&リンドウ&赤実をつけたゴゼンタチバナ・・・と足元ばかり見ながら歩く。




やがて徐々に横も開けるようになる。



登山道が大きな根にさえぎられている箇所がある。水溜まりを覗くと青空がきれいに反映している。



画像ではわかりにくいが急激な気温上昇で樹木からの水分蒸発が見られる。まあこんな風に樹林の中でも様々観察するものがあり飽きることは無い。




合間から威厳のある岩菅山が顔を覗かせる。思わず身震い。



山頂周辺は紅葉が見られ楽しみだ。再び目線を足元に移す。かわいらしいシラタマノキだ。



ここに限ったことではないが得体の知れないきのこがアチコチに存在する。「ノッキリ」に到着、以後尾根道になる。




ベンチがあったが朝露で濡れており立ったまま休む。中途半端な時間だがおむすびを一個ほおばる。うまい!元気回復。



尾根を進むとザレ場になる。ゆっくり慎重にだが万が一落石を起こしても誰のいないので気は楽である。



途中左手に踏み跡があり行ってみると石碑があった。がなんだかよくわからない。多くの登山者は自分と同じ気持ちで戻ったのではないだろうか。



高度が上がるにつれすばらしい展望が広がる。しばし望遠で覗く。

焼額

横手山




浅間山

槍ヶ岳



さらにザレ場は続く



振り返ると今来た稜線が良く見える。そして到着、すばらしい展望である。


→秩父宮陛下記念碑



広い山頂には秩父宮陛下記念碑を始めいくつかの石碑や石祠がある。




新しくなった避難小屋、薪ストーブが設置され外には薪も準備されている。




一等三角点、北側は長野の山々が一望できる。




岩菅山は以前来たが、そのときはここでUターンであった。せっかくだから裏岩菅まで行く事にする。それほど期待していなかったが良い意味で裏切られすばらしい体験をすることとなった。

石楠花




最初のピーク展望角度が変わり一味違った気分である。




稜線歩きはすばらしく快適だった。久々に楽園を肌で感じた気がした。





身体の中では「早く裏岩菅に到着したい」という気持ちと「じっくり景色を見たい」の葛藤が常に渦巻いていた。




ナナカマドの赤実があざやかである。常緑樹と青空の対比も引き込まれそうなきれいさだ。




長野の山々と焼額山、「私をスキーに連れてって」の舞台になったスキー場である。「恋人がサンタークロース」のメロディーが頭をよぎる。紅葉したリンドウの群生は渋い色合いを放っていた。




裏岩菅山に到着。





岩菅山頂より狭いので(それでも十数人は十分OK)ほとんど移動しなくても360度満悦できる。



奥には烏帽子岳(2230m)までピークが続くが無名なのがもったいないようなすばらしい様相である。



名残惜しいが区切りをつけ岩菅山に戻ることにする。斜面には金色に輝いた草紅葉が見られる。

裏岩菅方面からみた岩菅山



岩菅山では数組の登山者がいた。本日初めて出会った人である。


下山後澗満滝の測定に向かう。詳細は測定レポで


帰路びわ池近くの一沼に寄ってみる。浮き草、白樺、草紅葉どれもきれいな風情なのだが。山頂ですばらしいものを味わった後だけにいま一つ感動できない。





最後は朝見られなかった渋峠にて。朝の濃霧では今日一日いったいどうなるのか冷や汗タラタラでしたが一転してすばらしい体験を出来ました。自然に感謝!です。