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| だいぶ前からコスモス観賞はしておりましたが写真に収めるのは今期初めてです。 コスモスは秋の花 やはり秋の風景をバックにして撮るのがセオリー。バックに向日葵が入ってしまえばおかしな季節感になりますからね。じっと秋の気配が到来するまで観賞のみで待っておりました。 まずは秋の青空をバックに裏側から撮ります。特にキバナは補色となり、鮮やかさが強調されます。 |
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また他の色でも光を透過し影絵のような独特な雰囲気を出し 花びらの質感を失う事はありません。 簡単にまとめられるこの初心者向きの手段は私の好みです。 |
| さて、裏からの透過光では簡単に撮れるコスモスですが、表からだと反射光となり格段に難しくなります。特に色花は上級者向きで私みたいなペーペーではなかなか手の届かぬ被写体です(しかし感性が豊かな方だといきなり撮れちゃう事もあるんですねぇ)。 一つの理由は色濃い花弁は光を吸収します。逆に中心の黄色は光を反射するため色飽和を起こしぼけやすくなります。こうなるととても作品どころではありません。 写真クラブでは色花をさけシロバナから指導する事が基本のようです。私もひたすらシロバナを撮らされました。白花と黄色いしベなら反射色同士なので色飽和を起こしにくく、シャープに表現できます。 シロバナを正面から撮ってみます(左)。セオリーどおり色飽和は起こらずしべもシャープになります。でもこれでは花が広がった状態で質感が表現されません。 今度は角度を変えて若干丸みを帯びた花びらを狙います(右)。だいぶ花弁のボリュームが出てきて愛らしくなりました。中心もよりシャープです。 こんなことを繰り返してゆくと花から何を引き出したらよいのかが徐々にわかってきます。もちろん一番大切なことはカメラを構える前に十分観察することです。 |
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・・・・というような事に注意しながら、「現状でどのように撮ったらよいか」を判断し最終的な構図と撮影方法を決めて行きます。 今回は秋の夕日を浴びているシロバナとしました。 花の質感がでてしべ部分も飽和せずシャープに撮れていると思います。 もちろんこれは私が上手なわけではなくシロバナだから出来る技なのです。 |
| ためしに 色花挑戦、花の質感や階調は出ていると思います。 |
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また珍しくしべにはシャープさがあります。が若干色飽和気味でしょうか。 しべ先端の「大」の字はとても判断できません。 |
| 均一に広がった花びらではなくあえてランダムなのを選んでみました。 |
| 構図はまあまあ しべもまあ合格かな? しかし深度が浅いため花弁の質感が無くのっぺりとしてしまいました。 これじゃあ何の花かわかりませんね。 やはり色花は難しー、まだまだ修行が足りんです。^o^; |
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