定例の写真研修会では最初からやり方を説明されることはありません。単純な発案や疑問点から発展させてゆくことが多いです。それは少なからず感性を豊かにさせてくれるものでした。「花をどうやったらきれいに撮れるだろう?」こういう方向性は確かにやり方を変えたり機材を増やす事にはなりますが感性を豊かにする事とは別世界なようです。 |
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たとえばこんな発案がありました。 「梅と桜の花の違いは?」 これは最近掲示板のレスにもなった事ですが、こういう疑問を感じられるようになれば、 「花だけ撮ったのでは→区別がつきにくい→個性がない→いい写真にならない」 つまり似ているから花だけ撮っても梅らしさや桜らしさが出ないのがわかってくるわけです。 フォトコンの応募でとにかく多いのは単に花だけをでかく撮ったマクロ写真でほとんどは予備審査で弾かれるそうです。 「単純な疑問を発展させる」。自分だけだと出来るようでなかなか出来ませんね。 自分は常々思っています「もっといいカメラがあればなあー」・・・←いつになってもうまくならないわけです、この考え方だけの人は( ̄□ ̄;) *こちらの梅は花だけではなく枝と青空を絡めて撮ってみました。 |