レ  ポ


御巣鷹山方面に向かう、前回は工事の通行止めで断念、リベンジである。琴音トンネルを抜けると片車線いっぱいに土嚢が積み上げられていた再び工事が始まるのであろうか。

御巣鷹山登山口駐車場も紅葉が始まっていた。



道路をしばし登ってから沢への斜面を下る、かなり急角度だ。途中黄色い落ち葉がつもりきれいな箇所があったがゆっくり眺めている余裕はない。
地形図で調べると距離は80mほどだが角度が46度・・・いくらなんでもここまではないだろう?



沢に下り最初に目に付いた人工物、「産廃か?」と思いきやここまで捨てに来るのは不自然である。年代物が多い。どうもここで生活していたか仕事にかかわったものらしい。

沢は美しい小滝が連続する。



やがてゴルジュ、慎重にアップダウンを繰り返す。

→ゴルジュ内の滝2.5m(目測)



ゴルジュと巻くための岩登り、結構すべる。



ゴルジュを抜けると待っていてくれたかのように滝が存在した。ホット一息 やすらぎの滝(5.6m)とする。

安堵はつかの間、その先には狭まった空間が待っていた。ここだけ3人が別なコースを歩むことになる。JOKERさんはこの丸太を難なく渡る。Mr.Kさんは高巻く。私は狭い沢を強行突破、とは言っても三人の中では一番安全コースである。沢ドボンで機器を濡らさぬようビビリながらすべる岩肌を亀のようにへつる。



やがて支流との二俣になるがまずは本流の方へ進む。倒木が増し行くてを阻む。



ここで左岸に本流へ注ぐ滝を発見、途中から二俣に分かれるので「二俣の滝」とする。輝度が激しく撮影には最悪の条件であった。が滝つぼに見える虹は癒される美しさであった。落差11m(10.89)



なにかの不可抗力で落ちてしまったのであろうか、イガが緑のまま落下は珍しい。
中身が残っているがこれだけ若いと食意地の張った野生動物でも食べられないのであろう。



支流との分岐から30分ほどで二段の滝がお目見えする。でかい!。上段は岩壁が下部でパックリとえぐれており棚下不動滝の雌滝を髣髴させる。

下段は狭い岩の間を一筋に流れる線の滝である。落差は38m(37.579)




撮影のため滝つぼの倒木を片付けることにする。ひっかかる枝はJOKERさんとMr.Kさんがカットしながら、1本づつ移動してゆく
綱引きのようなこの作業は結構大変で、次朝わき腹にも疲れを残してくれた。




いっきに流れる下段とすっきりした滝つぼ



見上げると紅葉した木々が所どころある。しかし滝周辺はコケ蒸し落ち葉がある程度。もう少しすれば滝とのコラボが見られるだろうか。




十分堪能後、先ほどの分岐点に戻り、今度は支流へ進む。



途中岩の合間に静かに流れる二段の滝があった。おりしも葉がゆらゆらと落ち晩秋の演出をいかんなくしてくれる(動画参照)。JOKERさんが「四季の滝と」銘銘してくれたがぴったりの雰囲気である。滝の右岸を高巻くが下りる所は急斜面、帰路では左岸を巻く。



滝の落口より。




しばらく進むとばっさりと崩れるように割れた巨木があった。最初カミナリか?と思ったがどうも虫食いのようである。まさに蟻が象を倒すがごとくである。



その先には根が露出し苔むしている木もあった。特徴的な巨木の観賞も面白い。分岐から30分ほどで滝が見えてきた。



思わず歓喜、自分的には本日一番であり今まで見た滝の中でもベスト10に入る(いや5か)くらいのすばらしい滝であった。上半分は紅葉の合間を細かな霧が束になって流れ、中央で数本の筋に分かれる。岩肌は濃い褐色で波打ち、ちりばめられた落ち葉は「ラメ」のようなアクセント効果だ。赤岩畳の滝としておく31m(31.323)。

どの角度から観賞しても絵になる。これほどの滝はそう見られない。



じっくり観賞後は陽がだいぶ落ちてきた時刻であった。名残惜しいが戻ることにする。
やすらぎの滝からはゴルジュへ向かわず、尾根に向かって登ってみる事にした。ひたすら急斜面をトラバースする。



途中「この方向で大丈夫か?」と不安になったがJOKERさんの感には恐れ入る、GPSで確認するとちゃんと出発点に向かっているではないか。やがて色付きに囲まれた駐車場が見え本日の滝行が終わりとなる。



同行いただいた、Mr.kさんJOKERさん本日はお世話になりました。大変な成果があり感謝感謝です。